風邪は人類への警告だった!?|野口晴哉 風邪の効用 小坂航チャンネル
- kosakawataru6
- 3月10日
- 読了時間: 3分
更新日:3月12日

【風邪は人類への警告だった!?】野口晴哉 「風邪の効用」
野口晴哉先生の『風邪の効用』 を読んで、自分の中で風邪に対する価値観が根本から変わった。
「風邪は治療するものではなく、経過するもの」
この言葉は、単なる健康論ではなく生命哲学そのもの。
風邪は 「体のバランスの崩れをリセットするために起こるもの」 であり、無理に抑え込むのではなく、経過させることで本来の生命力を取り戻していく。
しかし、現代はどうでしょう?
病気をゼロにすることが「健康」 だとされ、不調はすぐ薬で消すべきものと考えられている。
「風邪の意味」 を考えず、ただ症状を消してしまっていいのか…
自分はこの考え方をさらに広げ、こう思いました。
「もし風邪が体の偏りをリセットするものなら、2020年のウイルス騒動は、人類全体の生き方の偏りをリセットするために起こったのではないか?」
ウイルス騒動を振り返ると、 人々は病気を恐れ、他者との関わりを避け、免疫力や自己治癒力よりも注射や薬に頼る方向へ進んだ。
「感染しなければそれでいい」 という考え方が定着し、 今でもスーパーの入り口にはアルコール消毒が置かれ、多くの人が必死に除菌している。
でも、本当にそれが人生なのか? 「どう生きるか」よりも、「生き延びること」に必死になった人類に、
このウイルスは
「お前たち、このままでいいのか?」と問いかけていたのではないか?
この問いをさらに深めていくと、見えてくるのは「物質文明の限界」だ。
科学技術の発展、無限経済成長、快適さの追求……
その結果、物質的には豊かになったが、精神はどこへ向かっているのか?
こうしたことを、ある種の予言性をもって語っていたのが、三島由紀夫先生だ。
三島先生はかつて、 「精神が物質を完全に上回る真の霊性文明へと進まなければならない」 と語り、 「僕の文学が真に読まれるようになるのは50年以上経ってからだろう」 とも話していたそうだ。
それがまさに今なのだ!
現代の物質的な欲望に溺れる生き方ではなく、 人類に与えられた 「愛」や「本当に大事なもの」 のために生きる。
肉体のために生きるのではなく、生命を燃やして生きる。
自分も偉そうなことを言える立場でないことは十分承知しているが
このウイルス騒動をきっかけに、 物質主義の時代に抗い、「生命燃焼」を軸とした健康観を提唱していくと決意した。
ぜひ、野口晴哉先生の『風邪の効用』 を読んでみてください。
これからますます感染症が増えていく時代、 「風邪とは何か?」を考え直すことが、本当の健康への一歩になるかもしれません。
🎥詳しくは小坂航チャンネルからどうぞ
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