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文学者とは何か 安部公房 三島由紀夫 大江健三郎|読書感想 小坂航
「文学者とは何か」安部公房 三島由紀夫 大江健三郎 本屋で何気なく手に取った一冊。 安部公房、三島由紀夫、大江健三郎、戦後日本を代表する三人の文学者による対話。 語られているテーマも関心のあるものが多かったが、言葉の選び方や表現も、今を生きる自分にとっては遠く感じる部分もあ...
kosakawataru6
4月19日読了時間: 2分
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『弓と禅』 オイゲン・ヘリゲル|読書感想 小坂航
『弓と禅』 オイゲン・ヘリゲル ドイツ人であり哲学者でもあったオイゲン・ヘリゲルは、1920年代に日本に滞在し、東北帝国大学で教鞭をとる傍ら、禅の精神を理解する手段として弓道の修行を始めた。 ヘリゲルが師事した阿波研造師範は、「弓道はスポーツではない」と語り、単なる技術の習...
kosakawataru6
4月17日読了時間: 3分
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『悲願へ』 執行草舟|読書感想 小坂航
『悲願へ』 執行草舟 大実業家・松下幸之助が、なぜ「PHP理念」(Peace and Happiness through Prosperity)を唱えたのか。 「繁栄を通しての平和」とは、現代の感覚でそのまま受け取っても、その真意には届かない。 戦後、焼け野原となった日本。...
kosakawataru6
4月8日読了時間: 3分
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「潮騒」三島由紀夫|読書感想 小坂航
「潮騒」三島由紀夫 「潮騒の恋を取り戻すことが日本的霊性に還るきっかけになるだろう」 永遠の三島由紀夫に記されていたこの意味は何か? その問いに潮騒の世界を味わいながら読み進めた。 新治と初江の純愛は、まさに人類の初心を映し出していた。...
kosakawataru6
3月17日読了時間: 3分
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皇帝内径「 素問 」|読書感想 小坂航
皇帝内径「 素問 」 最古の医学書である「 黄帝内径 素問 」には、日本が抱える問題の解決において非常に重要なことが書かれていると思う。 現在、日本の財政でいえば 一般会計が歳出で 110 兆円でその中の医療費は37 兆円で約 4割。 1983 年 では6.5 兆円でした。...
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3月6日読了時間: 2分
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「 根源へ 」 執行草舟|読書感想 小坂航
「 根源へ 」 執行草舟 我々は、どこへ向かって死ぬのか 先日観に行った戸嶋靖昌の「 見せられたる魂 」が表紙の本 それだけで、常に目にみえる場所に置きたい一冊だ。 健康に携わる仕事をする中で、なぜ健康になりたいか、そしてどのように死んでいきたいのか死生観を持つことが大事だ...
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2月27日読了時間: 2分
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葉隠入門 三島由紀夫|読書感想 小坂航
「葉隠入門 」三島由紀夫 「武士道とは死ぬことと見つけたり」という言葉に象徴されるように、葉隠はしばしば野蛮な思想や禁断の書として捉えられています。 しかし、決してそのようなものではなく、葉隠の本質は、どの時代においても変わることのない「死」の存在を見つめることで、「生」が...
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2月27日読了時間: 1分
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「 誠に生く 」執行草舟|読書感想 小坂航
「 誠に生く 」を読み終えて 「 誠 」とは何か について考えていきたい それは… 自分自身の生命の中枢と 関わる問題であり 教えてもらうことも 習うこともできない つまり この世界に一人として 同じ誠を持つ人間はいない 命を懸けて自分の誠を 会得しなければならない!...
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2月24日読了時間: 1分
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「月と六ペンス」 サマセット・モーム|読書感想 小坂航
「月と六ペンス」 サマセット・モーム ポール・ゴーギャンをモデルに天才画家の人生が描かれた歴史的大ベストセラー ロンドンの株式仲介人、チャールズ・ストリックランドは、仕事、家庭、何不自由ない暮らしを送っていた ある日突然、40 歳の時、仕事も、家も、妻も捨て絵を描き始める…...
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2月24日読了時間: 2分
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医学するこころ オスラー博士の生涯 日野原重明|読書感想 小坂航
「 医学するこころ オスラー博士の生涯 」日野原重明 近代臨床医学教育を確立したもっとも偉大な医者とも言える、ウィリアム・オスラーは晩年 文学を愛することについて述べている。 「 若いものが各種の本に満ちた大きな図書室で本を漁り読むことができることは広い教育の一番よい諸口と...
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2月24日読了時間: 1分
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